韓国編

結婚式の時間がめちゃめちゃ短い

韓国で行われる結婚式は、日本とは異なり、非常に短いのが特徴です。
特に無宗教で一般的な結婚式を挙げるという場合は、挙式から披露宴まで全ての工程を合わせても、30分から1時間ほどで終了することがほとんどでしょう。
万が一式に遅刻をしてしまったら、すでに式が終わっているという事も少なくありませんので、十分注意が必要です。

もちろん、韓国の結婚式全てがそうというわけでありません。
カトリックやプロテスタントなど、式を行う宗派によっても式が行われる時間は大きく変ります。
その後に用事を入れようか悩んでいるという方は、事前に式の時間を聞いておくべきでしょう。

チマチョゴリは親族のみが着られる服装

韓国での結婚式は、非常に華やかで、ショーを見ている感覚になるという方が少なくありません。
韓国のイベント事と言えばチマチョゴリの服装を連想される方も多く、華やかな式に合わせて、可愛らしい服装を着たいという女性も多く居るでしょう。

ですが、結婚式当日にチマチョゴリを着て良いのは、新郎新婦の親族のみになります。
チマチョゴリはお祝い事で着られる服装ではありますが、結婚式においては、着てはいけない人が着るとマナー違反となりますので、十分注意が必要です。

結婚式に参列する際には、規定がゆるいため、意外とラフな格好で訪れる方も少なくありません。
女性であればスカート、男性であればジャケットにパンツなど、有る程度きれいめの格好をしていれば、問題無いと言われています。
中には、ジーパンで訪れるという方も居ますので、比較的服装に関しては、用意がしやすいと言えるでしょう。

また、こちらも結婚式の宗派に合わせて衣装が異なります。
新郎新婦がどのような宗派で式をやるのかによっても、着て良い服装が異なりますので、やはり事前に聞いておくべきでしょう。

結婚式のご祝儀は日本と同じで奇数が好まれる

韓国の結婚式のご祝儀は、日本と同じように、奇数金額になるようにして下さい。
割り切れる数字はあまり好まれませんので、奇数となる割り切れない数字の金額を入れましょう。
金額は、30000ウォンか50000ウォンが相場とされており、日本円にすると、約3千円、5千円に相当します。
日本の平均ご祝儀と同じ感覚でご祝儀を入れてしまうと、相手側が驚いてしまいますので、入れる金額には気をつけて下さい。

ご祝儀を入れる袋は、結婚式場の受付にも用意されている事がほとんどで、無地の白い封筒に入れてお渡しします。
中には、指定の口座に振り込むというタイプを取っている新郎新婦もいますので、こちらも事前に確認をしておきましょう。

このように、韓国の結婚式に参加する際には、事前に色々と確認をすることが大切です。