カナダの結婚式は日本とそこまで変らない風習?
カナダの結婚式は、日本とそこまで変らない風習が多いため、比較的なじみ深い事が多いでしょう。
結婚披露宴も日本と同じように行われる事が多く、結婚披露宴を行う費用は新婦側、アルコール代金を新郎側が負担というように、折半で行われる事も少なくありません。
また、結婚式披露宴に招待する人数も、日本と同じで、新郎新婦によって異なります。
少人数で行われる場合もあれば、大人数で行われるものまで、ご家庭に合わせた式の規模になると言えるでしょう。
違いを上げるとすれば、カナダには結納の風習がありません。
結納は日本でも行われる事が少なくなってきましたが、カナダ自体は基本的にその風習そのものがありませんので、注意が必要です。
また、日本とは違い、ご祝儀を渡すという習慣もありませんので、カナダで挙式を挙げる際には注意が必要です。
ご祝儀の代わりに、新郎と新婦は欲しいものリストを用意していますので、そのリストを見て、二人が欲しいものを用意して渡すという習慣があります。
何人かのゲストで高い商品を渡すという場合もあれば、小物を一人で用意して渡すという方も居ますので、その時の式の状態にあわせて変ると言えるでしょう。
結婚式の後の風習も日本とそっくり
結婚式の後に行われる、結婚式の二次会や、ハネムーンに行く風習もありますので、その点も日本と非常に似ていると言えるでしょう。
二次会の場所は、レストランでランチやディナーを楽しみながら、気兼ねなく楽しむ事が出来る、パーティーとして行われる事が少なくありません。
また、新郎新婦を囲んで、両親や友人によるスピーチが行われたり、お祝いの歌などが披露される場合まで、こちらも日本とそっくりだと言えるでしょう。
ご家庭によっては二次会を自宅で行うという所もあり、パーティー感覚で、ゲストとの距離を近づけて楽しむ事が出来るとして知られています。
またハネムーンに関しても、結婚式後しばらくしてから出かけるカップルが多いでしょう。
行き先は国内や海外など、新郎新婦によって変るという点も、日本と全く一緒です。
もちろん日本と同じで、ハネムーンは出かけないというカップルも少なくありません。
カナダと日本は非常に似ている
カナダと日本の結婚式はこのように、非常にそっくりな点が特徴です。
強いて違いを上げるとすれば、地域独特の楽器を演奏したり、その地域の歌を歌ったり、地域の衣装を身につけてダンスしたり等の違いが上げられるでしょう。
新郎新婦がどんな式をしたいのか、どんなスタイルにしたいのかによって異なりますが、基本的な風習は、日本と大差ないという事を頭に入れておけば問題ありません。