コンセプトをはっきりさせるところから
ウエディングプランナーとしては、何気ないゲストの会話の中でいい結婚式だったねといわれることはうれしい瞬間です。
新郎新婦のお二人が描いた結婚式に対して、ゲストの方々まで満足していただけるということは、大きなポイントになってきます。
自分たちらしい結婚式を満足していただけるように演出することが、ウエディングプランナーの重要な仕事だからです。
自分たちらしい演出とは何かといった場合、コンセプトをはっきりさせることが重要でしょう。
どういった生い立ちで、どこで出会い、どんな時間を過ごしてきたのかを棚卸してポイントを決めていくことが重要です。
そのうえで、理想とするイメージと組み合わせ、演出を作り上げていくことができれば、自分らしい形に作っていくことができるでしょう。
自分らしさということの演出
どの点に自分たちらしさを持ってくるかということもありますが、酔っぱらって失敗した経験があるようなカップルの場合、入り口にウコンやドリンク剤をおいておくというのもいいでしょう。
お酒が好きなこともわかりますし、ちょっと粋な演出として面白みもあります。
普段から食にこだわったりしているカップルであれば、料理の演出に凝ってみるのもいいでしょう。
たとえば、結婚式場ではなく、ホールを貸し切って、食を中心とした形を作るのもひとつです。
レストランウエディングも一つの方法ではありますが、屋台形式にしたりするのも方法といえます。
食へのこだわりを映像で演出しながら加えてみるというのもいいでしょう。
サービス業であったり、普段から仲間にもサービスをしたりしているのであれば、結婚式の場でビアサーバーを背負ってまわるというのもあります。
お酌をして回るというより、どんどん注いで回るという演出は、かなり面白さもありますし、年齢を問わず受け入れてもらえるでしょう。
お菓子好きだったりするのであれば、手作りのお菓子を作り、配って歩くというのも演出としてありです。
こうした演出をすると、本質が見えてきたりするのですから、小さなことでも織り交ぜていくとオリジナリティも出していくことができます。
ゲストがいい結婚式だったねと思えるように
自分らしさを出していく場合、忘れてはいけないのはゲストへの感謝ということでしょう。
自分たちが楽しむというだけで終わるのではなく、ゲストも一緒に楽しんでもらえることが、自分らしさということにつながらなければいけません。
ゲストの方々がどんな表情になるのか、そこには楽しさや感動があるのかどうかを考え、演出に入れていくことが大切なのです。
だからこそ、いい結婚式だったねという言葉が聞こえることこそ、演出側としての嬉しさにつながるともいえるでしょう。
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