感動してもらえるのか失敗は許されない
ウエディングプランナーという仕事のやりがいということを考えるのは簡単なことではありません。
常に新郎新婦の願う結婚式をプロデュースして行くのが仕事であり、いかにプランニングして成功させるのかということにかかっているからです。
その時に、満足していただいて、感謝してもらえる瞬間があれば、これがやりがいであるといえるでしょう。
やりがいを感じるまでには、大変な道のりがあります。
ウエディングプランナーは、成功して当たり前の仕事で、失敗は決して許されないからです。
100%防ぐことはできないため、どこかで予防線を張ったりすることも必要といえます。
その中で、最終的に喜んでいただける結婚式にできるかどうかがポイントとなるでしょう。
成功して当たり前ということ
ウエディングプランナーの仕事を見てみると、その大半は準備に費やされることになるでしょう。
営業から始まり、打ち合わせをしてプランニングをして、式場などと打ち合わせを繰り返していくことで進んでいきます。
できないことを予測しながら、どうしたら要望としてクリアできるのか、そのすり合わせを続けていくことがポイントです。
その結果、結婚式がスムーズに進行してくれれば、それは成功したといえるでしょう。
しかし、成功したからといって、それが感謝される結婚式になるかどうかはまた別の話なのです。
ここが重要で、成功することは大前提であり、成功しないことなどだれも予想していません。
プロとして請け負う以上、予定のシナリオ通りに進ませるということは、当然ということになるのです。
そんな中で、常にシナリオ通りには進みません。
臨機応変に対応していくことができるかどうかということも、評価の対象となってくるでしょう。
こうした結果の先には、感動してもらえる結婚式が待っているかもしれないのです。
地味で長い道のりが待っている
ウエディングプランナーの仕事は、非常に多岐にわたっていきます。
ひとつひとつのことは、最終的に成功させるための準備でしかありません。
この繰り返しを確実に行っていくことができて初めて成功を見ることができるようになるでしょう。
華やかな仕事であるとみられがちですが、実はとても地味で堅実に足元を積み重ねていかなければいけません。
やりがいということを感じることができるまでには、結構な長い道のりを歩いていかなければいけないのです。