最高の日にする
結婚式を考えるときに、良いウエディングにしたいという言葉を聞きます。
結婚を考えているときに、だれでも良いウエディングにしたいと思うことでしょう。
しかし、この良いウエディングとは何かということは、人それぞれ違いがあったりするはずです。
プランニングをするということは、この良いウエディングを探すことともいえます。
答えを探していくことになりますが、その答えは人それぞれ違うのです。
良いウエディングと呼ばれるものには、ある共通点があることも確かでしょう。
それは、演出で盛り上がったり、素晴らしいスピーチがあったりすることでもありません。
こうしたことがかすんでしまうほど、ポイントになる箇所があるのです。
それが感謝の気持ちということになるのです。
感謝の気持ちを表すというのは、難しいことでしょう。
これも人それぞれ違いがあるからです。
ですが、そういった気持ちが端々に感じられると良いウエディングとして印象に残っていくことは間違いありません。
感謝の気持ちは準備から
実際に、感謝の気持ちをすべてに込めるということは難しいものです。
上手に伝えられればいいのですが、人間関係にもいろいろなことがあったことでしょう。
疎遠になった時期もあるはずですし、なかなか会えない友人だからこそご招待したということだってあるはずです。
そのためには、準備をしっかりとすることでしょう。
式場の雰囲気をしっかりと作り、対応ができるようにして行くことができれば、疎遠になってしまっていた人でも、感謝の気持ちが伝わっていくものです。
演出や余興ばかり目が行きがちですが、心配りを含めて考えていくことが重要なポイントとなるでしょう。
そこには、司会の力量ということもかかわってきます。
実際に新郎新婦が話をすることは限られた瞬間しかありません。
雰囲気を作り、場を構成して、きちっと締めるのは司会者だからです。
司会がうまく流れを作れなければ、感謝の気持ちも伝わらず、ドタバタになってしまい、良い結婚式と呼ばれることもないでしょう。
こうした中に、どうやって感謝を込めて気配りをするのか、準備を怠れば、すべてのバランスが壊れてしまうことは間違いありません。
逆に言えば、こうした気配りをするのは、何も結婚式場での流れの中だけではなく、来ていただいた瞬間から終わって帰る時まで、新郎新婦が直接関与できる部分なのです。
すれ違ったときでも、一言挨拶をする。
ほんの少しだけでもいいから、気を利かせてみる。
何か難しいことではなく、小さな事だけでも気配りをしてみるだけで、気持ちは伝わっていくものなのです。
新郎新婦だからこそ気がつくことも
高齢の方ように、ナイフやフォークだけではなく、箸を用意してみるのもいいでしょう。
小さなお子さんがいらっしゃる場合には、席順をできるだけ外に出やすい場所にするというのも大切な気配りです。
こうしたことは、式場では把握できませんし、私のようなウエディングプランナーも教えてもらわなければわかりません。
良いウエディングにするためにも、新郎新婦自身がこうしたことに対して準備をすることが重要であるといえるでしょう。